最も簡単に連携する方法!Stream DeckとSwitchBot編

最も簡単に連携する方法!Stream DeckとSwitchBot編

Stream DeckとSwitchBotを連携させたいけど難しい?
IFTTTを有料で使いたくない?
AWSとかスマートスキルとかAPIとか意味分からない?
そんなのなくても簡単に連携ができるんです。

これが最も簡単で無料でできる方法です!
Mac、iOSの「ショートカット」アプリを使えば、Stream DeckとSwitchBotの連携は簡単なんです。

CONTENTS

Stream DeckとSwitchBotを連携したい

SwitchBot

Stream Deckをついに入手したので、アプリやショートカットなど色々設定してやりました。
が、一番やりたかったのはSwitchBotと連携して家電を操作したい!だんですねー。
色々試行錯誤した結果を記事にする事にしました。

Stream Deckについての記事は

[inter id=”3157″]

我が家では、照明は+Stytleを使っており、お掃除ロボもいる。
IKEAのファブリコールを改造した温室もSwitchbotなどで自動化させています。
この温室のON/OFFは自動化はされているのですが、ボタンでも操作できるようにしたいのです。

温室

[inter id=”896″]

部屋の照明のON/OFFも「Stream Deck」で操作したいんだぜ!

使用するのは最も基本のボタン15個のMk2です。
最新版のトグル付きのも良さそうですね。

Elgato Stream Deck MK.2
Elgato Stream Deck MK.2
15キー配列カスタム可能なLCDキーで アプリ、ツール、プラットフォームをコントロール
Elgato Stream Deck +
Elgato Stream Deck +
8キー+4ダイヤルカスタム可能なLCDキーとタッチストリップ、そしてダイヤルSTREAM DECKの最新版です。

連携方法を考える

IFTTTを使う?

「Stream Deck」と「SwitchBot」の連携で検索すると最もよく目にするのが「IFTTT」を使う方法だと思います。
ただ「IFTTT」は途中から有料化されてしまい無料では3つまでしかアプレットを作れない!
という問題があるんです。
照明をONするのにアプレット1つ、OFFするのにもう1つ必要とか…
もっとボタンいるし!サブスクは嫌だ!という事で「IFTTT」は無しです!

スマートホームスキルを作る?

このスマートホームスキルについても色々調べてみました。
Alexa Developer ConsoleでAmazon開発者アカウントを作ってAlexaスキルを作る。
AWSの「Lambda」ってのを使って連携。
さらにMACの「Automator」を使ってボタン化させてそれを「Stream Deck」に登録。
ここまでやれば「Alexa」に登録してある定型アクションが利用できる。
って流れみたいですね…
えーーーーー、面倒くさいやん……
最悪これをするしかないか…

MACの「ショートカット」アプリがあるじゃない!

よく考えてみると、MACでSwitchBotが操作できればいいわけ。
MACには「ショートカット」というアプリがあるじゃないか!!
という事でこれで色々トライしてみました。
(これが無理だったらスマートスキル作成か…)

結果、これで大成功でした。
無料!簡単!無駄がない!おすすめです!
なぜこれが検索で出てこないのか!?

では、行ってみましょう!

基本的な流れ

  1. iOSのSwitchBotアプリで製品の設定をする
  2. アプリ内でSiriと連携させる
  3. MACの「ショートカット」アプリの設定
  4. 「ショートカット」アプリをStream Deckに設定

という流れになります。
こう見ると少しややこしいですが、やる事は簡単です!

SwitchBotの設定

まずはSwitchBot側の設定していきましょう。
SwitchBotの設定はiPhoneのSwitchBotアプリから行います。
基本の設定はしてあると思いますが、「シーン」の追加をしてください。

[inter id=”1321″]

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アプリの下部のメニューから「シーン」選択

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右上の「+」でシーンを追加する

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追加するデバイスを選択(今回は「ファンをON」の場合)

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上から順に選択する。重要なのは「クラウドサービス」

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「Siriショートカット」を選択

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「実行」

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iPhone上の名前を登録

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同様に「ファンをOFF」も追加して、シーンの画面で確認、起動できるかも確認

SwitchBotでのシーン設定は以上です。

Siriに追加する事でMACの「ショートカット」アプリでも使用する事ができるようになります。

MAC側の設定

「ショートカット」を起動。
(アプリケーションに入ってます)

ショートカット
ショートカット

SwitchBotでシーンを追加してSiriとの連携が完了していれば、自動的にMACのショートカットアプリに追加されています。
ですが、この「ショートカット」画面から「STREAM DECK」に追加はできません!
(iOS版のショートカットにも追加されているのでiPhone上でボタン化させる事もできます)

全然関係ない話なんですが、このショートカットアプリの名前、何とかならなかったのかな?
キーボードショートカットもあってややこしいじゃないかー。

では、どうするか!?

まず、追加したいショートカットを右クリック(またはctrl + クリック)
「Dockに追加」を選択(ここ重要!)

Dockに追加

追加されたDockのアイコンを右クリック(ctrl + クリック)
「オプション」の「Finderに表示」を選択

Finderに表示

ユーザー > ○○ > アプリケーション > ショートカット にショートカットが出来ています。
なんとDockに追加するとアプリとして作成されているんです!

アプリケーションフォルダ

このアイコンを「STREAM DECK」に追加するわけです。

注意点

アプリ名に日本語が入っていると動きません!
ここで作成されたショートカットだけでも英語にしてください。

STREAM DECKの設定

ON / OFF それぞれ別のボタンとして追加する

STREAM DECKのコンソールを開いて
追加したい場所にさっきのショートカットアイコンをドラッグするだけです。
この場合は、ONボタン、OFFボタン、それぞれを追加する必要があります。

ドラッグ

ボタン1つで ON / OFF を切り替える

ON / OFF を1つのボタンにした方がすっきりするよね!
その場合は「マルチアクションのスイッチ」を使います。
コンソール内、右側メニューの「マルチアクション」の「マルチアクションのスイッチ」をドラッグして追加します。

マルチアクションのスイッチ

「マルチアクション」の「1」が開いている事を確認(上のやつね)。
右側のメニューから「システム」の「開く」を追加
下の「App/ファイル」の枠内に、ショートカットアイコンをドラッグ。

アイコンドラッグ

「2」のパネルに移動。
同様の作業でOFFのボタンを追加します。

OFFの作業

これで完成です。
1つのボタンを押すたびにON/OFFが切り替わります。

アイコンを変更する

このままでは見た目が微妙!
何のボタンか分からん!
って事で、アイコンを変更します。

アイコン設定

コンソールの下のアイコン内の矢印をクリック、「ファイルから設定」を選択
「マルチアクションのスイッチ」使用の場合、ONの時、OFFの時で別の変更する事もできます。

画像を選べばアイコンを変更できます。
アイコンの画像サイズは72 x 72pxだそうですが、僕はもっと大きい画像で作っています。
(他にも使う可能性があるので)
アイコンなんて作れねーよ!って方は、STREAM DECKアプリからダウンロードも可能ですよ。
そのアイコンちょーだい!とかあればコメントください。

完成

うちのStream Deckはこんな感じです。
(+Styleのものも設置してます)

複数の動作をボタン1つで

MACのショートカットでは、1つのショートカットで複数のショートカットを起動する事ができます。
例えば、ボタン1つでMACがスリープ、モニターがOFF、照明が全てOFFと言ったボタンを作る事ができます。

All Off

僕は1ページ目の左上に「ALL OFF」ってボタンを設定しています。
お仕事終わりは、このボタンで「MACがスリープ」、「モニターがOFF」、「照明が全てOFF」となります。
これもMACの「ショートカット」アプリで複数動作のショートカットを作ってSTREAM DECKに登録しているだけです。

この例はすべてOFFですが、もちろんすべてONってのもできます。
「ALL OFF」の隣の「HELLO」を押すと照明とモニターがONになります。

+Styleのデバイスもほぼ同じ方法で連携できます。
詳細はこちら

[inter id=”3340″]

Stream DeckとSwitchBotを連携ですが、検索しても小難しい話ばかり、簡単でもIFTTTの有料な話。なので、
簡単かつ無料で無駄のない方法で記事にしてみました。
(MACである必要があるので注意してください)

Elgato Stream Deck MK.2
Elgato Stream Deck MK.2
15キー配列カスタム可能なLCDキーで アプリ、ツール、プラットフォームをコントロール

ちなみにスマホでやるならもっと簡単です。
スマホのデスクトップにSwitchBotをボタンとして追加もウィジェットとして追加できます。
ショートカットアプリは優秀なアプリなのでぜひ使ってみてください。

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Written by ISAO
四日市でホームページ制作を手がける「DESIGN OFFICE NINE」代表。このブログ「DIY+GADGET」は、Webデザイナーの視点で選んだ、“本当に暮らしに役立つガジェットやアイデア”を紹介する趣味ブログです。ガジェット、収納術、スマートホーム、DIYでの温室自動化など、遊び心と実用性のある暮らしを提案しています。
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